キーエンス社製NEW VLシリーズを導入しました!
共和工業所では、先日、キーエンス社製の新バージョンの3Dスキャナ測定機「NEW VLシリーズ」を導入いたしました。新バージョンの3Dスキャナ測定機を取り入れたことで、リバースエンジニアリングのためのスキャンだけではなく、測定機としても信頼性の高いデータを提供できるようになりました。今回はキーエンス社製3Dスキャナ型三次元測定機を選んだ決め手となった、3つの理由をお伝えいたします。現在弊社にスキャンやリバースエンジニアリングのご依頼をしようと考えていらっしゃる方、また三次元測定機選びに悩んでいる他事業者様などの参考になれば幸いです。
キーエンス社の3Dスキャナを選んだ3つの理由
1. 他社の三次元測定機と比べてコンパクトかつプローブ不要
門型などのいわゆる「三次元測定機」は精度が高い反面サイズが大きく、価格帯も高くなってしまいます。共和工業所では、測定のみの工程で終了することは少ないため、他の作業スペースとの兼ね合いもあります。そのため、キーエンス社製の3Dスキャナ型三次元測定機という選択になりました。また測定方法においても、3次元測定機ではプローブを使用するため、細い場所や斜めの部分の測定が困難です。しかし3Dスキャナは光が当たれば形状認識が可能なため、細かい箇所の測定に適していると考えました。
2. 他社の3Dスキャナと比べて精度が高く、対象サイズも十分
ここからは弊社の扱う製品を考慮した上で、必要な機能とそうでない機能しっかりと比較した上で決定しました。まず、3Dスキャナのタイプの中でも据え置きタイプを選択した理由として、ハンディの得意とする大きな対象物は弊社では取り扱わないという点があります。プローブを必要とする3次元測定機までとはいかないまでも、高精度、高解像度の機種が必要なため、こちらは据え置きの方に軍配が上がりました。また、卓上用の3Dスキャナなどと比較した際、非常に小さな物か必要以上に大物向けの両極端な機種が多くありました。その点、キーエンス社製VLの対象となる測定範囲は弊社の扱う製品の大きさにも適していました。
3. 国産でありサポート体制が整っているという信頼性の高さが決め手
他社製品と比較して感じたことは、「キーエンス社製の機種は専用機に比べて制限はあるができることはかなり本格的で、3Dスキャナと三次元測定機のいいとこ取りができる」ということです。価格面も含めて、このことが弊社の主要な施工であるバースや複雑加工において求めるレベルをクリアしていたという点がNEW VLシリーズを選択した大きな理由です。最終的に、国内製かつサポート面でも信頼できるということが決め手になり、キーエンス社製の3Dスキャナ型三次元測定機の導入に踏み切りました。
三次元測定の常識を塗り替える
お困りごとのある方は共和工業所まで気軽にご相談を!
今回は弊社がキーエンス社製3Dスキャナ型三次元測定機を選んだ決め手となった3つの理由をお伝えしました。新バージョンの測定機ではリバースエンジニアリングのためのスキャンだけではなく、信頼性の高いデータを提供できるようになったことが大きな進歩となっています。弊社のリバースエンジニアリングでのスキャンから製品製作までの全ての工程において、より品質の良いものがご提案できるようになっておりますので、お悩みの方は、この機会にぜひご相談下さいませ。