近年は環境問題などの方向から需要増の部品加工市場
共和工業所では、3Dスキャナ・3Dプリンタを使用した部品再生に積極的に取り組んでいます。加工機械が破損してしまったり、自動車部品の一部だけが壊れたりした場合でも、リバースエンジニアリングの技術を用いて、故障した部品だけを制作して修理することも可能です。
近年、環境問題への意識の高まりなどから、大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済システムに対する見直しが進んでいます。江戸時代の瀬戸物つぎや下駄直しのように、循環型社会が求められる時代になりました。ご時世柄、世界中での輸送が滞り気味で、中古車の補修部品や部品修理の需要が急増しているのも事実です。
そのため、船舶・自動車などの輸送用機械器具製造業から機械を使う製造業全般を含む、さまざまな業界において、部品再生・リバースエンジニアリングが注目されています。
北九州工業地帯の盛り上がりを取り戻したい
そんな新しい需要が出てきている時代にも関わらず、金属加工や機械加工を主な業種に持つ工場や事務所は時代の変化に適応しきれず、次々と撤退してしまっています。かつて日本を代表する四大工業地帯のひとつだった北九州工業地帯の面影はどんどん薄れていき、高炉の火も消えた。さびしいばかりです。
世界では三次元測定機による立体的かつ高精度な測定や、3Dプリンターを活用した一体造形など、どんどん技術が進歩しており、新たな需要や可能性も出てきています。しかし、それに挑戦する工場が少なすぎる。もったいない話です。
私たちはキーエンス社製最新の三次元測定機「XM-5000」「VL500シリーズ」を始めとした、スキャナから3Dプリンタに至るまで、さまざまな加工機械や3次元測定機を揃えております。ノギスで測り検査や研磨を行ってきた職人の手作業の時代から、3Dスキャナと3Dプリンタによる全自動の時代まで、共和工業所は走り抜けてきました。
部品一つの修理交換から完全オーダーメイド制作までご提案いたします
共和工業所では、部品一つからのご相談や、図面がないといった場合でも相談できます。廃盤になってしまった愛車の部品修理から、複雑で小さな金属加工まで、なんでも受付しております。
気になった方はぜひ一度、お問い合わせください。